白くて可憐な花。
「ワサビ」の花だ。
とは言え、知っていた訳ではない。普段は、あまり、見かける事はないし。
それに、これを売っていたのは、花屋さんではなく、八百屋さん。
れっきとした野菜として、売ってあったものだ。
おそらく、売ってあった雰囲気から察すると、おひたしか何かにして食するのではないかと思われる。

でも、私は、あまりの可憐さに惹かれて、迷わず、飾るために購入した。
食いしん坊の私も、たまには、「団子より花」になる事もあるのだ。

今年、忘れていた言葉・・・

　　・　三寒四温
　　・　暑さ寒さも彼岸まで
　　・　一雨ごとに暖かくなる

でも、もう少しで、今度こそ、暖かい春が来そう・・・

巨大地震から、２週間が経ったけれど、
報道を見ていると、救援物資の方も、何とか、被災者の方達に、行き届いてきたようだ。
まだまだ、問題は山積しているけれど、とりあえず、私も少しホッとして、
やっと、元のお上品な（自称）、いつものマダムに戻ってきた。ヨカッタ・・・
福島原発の事は、とても心配だけれども、私達には、どうしようもない・・・

道路も少しずつ復旧しているようだし、
被災者の人達も、復興に向けて、それぞれ、前向きに頑張っておられる。
保育園や幼稚園も、再開されて、登園する子供達の姿が流れていたが、
みんな、大変、元気だ。
子供達の笑顔を見ていると、本当に、本当に嬉しくなる。
子供は、希望だ。
子供は、未来だ。

前途は多難だけれど、希望がある限り、この子供達がいる限り、大丈夫！！
そんな気がした。

数日ぶりの青空に、空き地の「ミモザ」が、輝いていた。

私好みのスイトピーです。
この、パープル系の色に、とてもとても惹かれます。

思い起こせば、私のパープル好きは、遥か昔からの、年季の入ったものなのでした。
その昔、私が、まだ純真だった子供の頃、クレヨンに「藤色」という色があって、
その色を、好んで使ったものです。
薄紫のその色は、他のどの色よりも、好きな色でした。
優しげで、そして、どことなく大人っぽいその色に、
今思えば、憧れにも似たような気持ちを、持っていたような気がします。

それから、早、ン十年の月日が流れた今も、やっぱり、一番、好きな色なのです。

ワタクシは、ここ数日、フンマンやるかたない日々を過ごしているのでございます。
連日の震災報道を見ていますと、救援を待っている被災者の方達の所に、
１１日目の今日、いまだに、食料、水が行き届いていないと、現地からリポートしております。
今日のテレビでは、若者が、食料が足りなくて、泥まみれの瓦礫の中を、食べ物を探して回っているという実態や、かろうじて残った家屋の片隅で避難生活をしている大人二人の食料が、
一日におにぎり１個だけである事などを、報道しておりました。
ワタクシの、ここ数日のフツフツとした怒りは、ついに、爆発しそうになったのでございます。
もちろん、現場で、災害復旧に尽力されている方々は、我が身を忘れての献身的な活動をされていて、心からの感謝と尊敬の気持ちでいっぱいであるのは、言うまでもありません。
それらの方達への不満では、もちろんございません。

「ここは、発展途上国の被災地か！仮にも、先進国と言われてきた国、日本ではないのか！！」
「落ち目になったとは言え、ＧＤＰ第３位の日本ではないのか！！」
「阪神・淡路大震災の教訓を生かして、国家の危機管理システムを構築したのではなかったのか！！！」
「道路の寸断を理由にするなんて、許されないぞ！それが、災害というものだ！！」
「災害発生後の、２日目、３日目に使うような言いワケを、いつまでもしてるんじゃねえよ！！！」
「車がダメなら、ヘリで届けろ！！！」
「せっかく助かった人達を、飢え死にさせる気か！！！」
「自治体がやられてるんだから、国の責任で、トットとうやれ！！！」
「ここは、先進国、日本なんだぞお〜！！！！！」

と、日頃はお上品なワタクシの心の中は、乱暴な言葉でしか言い表せないほどの憤りで、煮えたぎっているのでございます。ソーリ大臣や、カンボー長官などから言われなくても、こんな大災害の中、
被災者のみなさんは、頭が下がるほどに、暴動を起こす事もなく、十分に冷静に行動をしておられます。余計なお世話はいいから、もっと大事な事を、トットとやれ！！
などと、心の中で叫びつつ、
華麗亭は、今日も、明るく元気に上品に、営業しているのでございます。

失礼致しました。

巨大地震から、1週間が過ぎた。
被災していない私達にとっては、あっと言う間の1週間だったけれど、
被災者の方達にとっては、あまりにも過酷な、長い長い1週間だった事だろう。

街に出てみると、あちこちで、募金活動をされている。
大学生、商店会、商業ビルで、等々。
皆さん、一生懸命だ。
きっと、同じ光景が、今、日本中、いや、世界中に広がっている事だろう。
肌の色が違い、話す言葉が違っても、人の温かい心は、世界共通だ。

昨日読んだ、原口前総務大臣のツイッターより。
《　阪神淡路大震災を自らも被災し復興を指導された方がこうおっしゃいました。『他の地域の方々が行事など自粛される配慮は、嬉しいけど…。もっと嬉しいのは経済を盛んにしてくれること。日本全体から賑わいが失われれば経済が弱くなり復興も遅くなります。』 2011年3月17日 18:30:45 Keitai Webから　》

熊本でも、まだ、色々なイベントが、中止になっているようだけど、
出来るだけ、開催して欲しいと思う。子供達が楽しみにしているものは特に。
テレビで、今月末に予定されていたスケッチ大会が、中止だと言っていた。残念・・・

日本が沈んでしまわないように、みんなで明るく頑張ろう！！
そんなわけで、華麗亭は、毎日、元気に営業しています！＾＾

今日も、テレビは地震の報道ばかりだ。
福島原発が、さらに大変な状況になっているようだ。
近隣の方々の心配な気持ちは、いかばかりかと案じる。
テレビやラジオでも、色々な報道がなされているが、こんな時は、ネットが本当に役に立つ。
テレビなどと違って、フィルターのかかっていない、
色々な専門家の意見に、直接、触れる事が出来るからだ。
地震発生直後の１２日から、「原発　緊急情報」　として、次々と情報を発信しておられる、
中部大学の武田邦彦教授のＨＰは、
素人の私にも分かり易い解説で、参考にしているHPの一つだ。
（ネットには、様々な立場から意見を述べている専門家の方達がいて、簡単に比べる事が出来るのも、大変、便利なところだ。）

http://takedanet.com/

前総務大臣の原口衆議院議員のツイッターでは、こんなつぶやきが。

《悲惨な体験をフラッシュバック（思い出）させるような映像を繰り返し流すのはどうかと思います。ラジオの有志の皆さんが、「上をむいて歩こう」と「アンパンマンのマーチ」を被災された方々に聞いていただいたとの事。大切なのは言うまでもないことですが心だと思います。》

子供達もたくさん被災している。
色々な角度からの心配りや支援が、必要とされている。


　　華麗亭は、元気に営業しています！

想像もしていなかった、大災害が起きてしまった。
テレビの画面に映し出される映像は、
現実に、しかも、この私たちが住む日本で起きている事とは、俄かには信じがたい光景であった。
地震の大きさも、想像をはるかに越えていたが、
それと同時に、画面を通して見る津波の、想像を絶するエネルギーには、
ただただ、驚くばかりだった。
被災された方々は、さぞかし、恐ろしかったことだろう。

原発も、大変なことになってしまったようだ。
私は、たまたま数日前に、ある人のツイッターを読んでいて、
俳優のいしだ壱成さんのブログを知った。
http://ameblo.jp/isseiishida/
彼は今月の４日に、自身のブログで、原発についての考えを述べていた。
原発に反対する立場で書いた彼のブログに、私は、感動した。
彼の考え方はもちろん、彼の人間性が、よく表れたブログだった。
今どきの、若い、しかも、俳優という人気稼業の人の中に、こんな人がいた事が嬉しかった。
そして、今度の大地震、原発の爆発だ。
なんという皮肉だろう。

幸い、ここ熊本では、被害もなく、今日も、無事に過ごせた。
被災地の方々の大変さを思うと、申し訳ないような気持ちになるほどだ。
でも、私に出来る事は、僅かばかりの募金と、日々の仕事を懸命に頑張る事だ。
被災地が復旧するには、これから相当の時間が必要だろう。
日々の日常生活をしっかりと営むのは、被災しなかった私たちの、義務だろうと思う。
生産活動、経済活動を、滞らせる事無く、粛々と頑張らなくてはいけない。

亡くなられた多くの方々のご冥福を祈り、
被災された皆様方に、心からのお見舞いを申し上げ、
被災地で活動されている人達の、無事の活動を願いたいと思う。
そして、行方不明の方々の命が、どうか一人でも多く助かりますように。

３月になっても、少し寒い日が続いています。
でも、私が毎日通る住宅街の裏道にも、もう、春の草花が咲いています。
この辺りは、近年、河川工事に伴う整備が進んでいて、
今年は、毎年咲いていた草花も、だいぶ少なくなっています。
それでも、工事現場の隙をつくように、あちこちに咲いているのが、「ホトケノザ」です。
この花が咲くと、「春が来たなあ・・」と、感じます。
来年は、工事も進んで、もう、この辺りでは見られなくなるかもしれません。
でも、とてもきれいな公園になりそうなので、それはそれで楽しみです。＾＾

ワタクシ、２０年以上、いや、３０年以上、いや、も少しいっぱい生きてきて、
このたび、初めての「骨折」を経験致しました！！
と言っても、折れたのは1月中旬、
そして骨折が判明したのは、２日前・・・という、情けない状況なのでございます。（＾＾；）

横着をして、片手でマイチャリのハンドルを持ち、左手で他の事をしていたら、
突然、何の断りも無く、マイチャリのハンドルが右方向に傾き、ワタクシのか弱い右手首が、
ぐるっと一回転したかと思う位、それは強い勢いでひねられたのでございます。
とてもとても痛かったのでございますが、その日は、けなげに我慢したのでございます。
でも、翌日になっても、痛みは治まらず、近くの外科へ行こうと、身支度を整えたその時！
「今日は、祭日だよ」
と、ウーさんの、ありがたい一声が・・・
ワタクシの病気は、いつも、こんな風に、間が悪いのでございます。（Ｔ-Ｔ）

そんなカンジで、又、翌日まで待つ事になったのですが、
な、なんと、翌日には、あれほど強かった痛みが、なんだかす〜〜っと、弱くなっているのです。
これは、ただの軽い捻挫だと、タカをくくり、１週間が経ち、１か月が経ち、
２か月が経とうとしているのに、そのかすかな痛みが、なかなかとれないのでございます。
そして、やっと、病院へと行ったところ、
ワタクシ、人生初の、「骨折」という診断を頂いたのでございます。
とほほ・・・
「剥離骨折」という事でございましたが、何せ、すでに２か月も経っているものですから、
「剥離骨折」の痕がある・・・という感じらしく・・・・やっぱり、とほほ・・・なのでございました。

そんなワケで、お店の方では、通常の営業には、なんの支障もないのですが、
ベーグルだけは、作れない日々が続いております。
生地をこねるのは、ちょっと無理なようなので、大事をとらせて頂いております。
今月には、再開しようと思っておりましたが、あと、１，２か月、お休みする事になりそうです。
華麗亭のベーグルのファン、１億人・・・の中の、限られた方々には、誠に申し訳ありませんが、
もう暫く、お待ちください。

３月だ！
とは言え、３月になった途端、寒の戻りで寒くなってしまった。
でも、本格的な春も、もうすぐなのは間違いないので、華麗亭の庭も、少し模様替えしてみる。
厳しかったこの冬は、殆ど、花がなく淋しかったので、
まずは、ビビッドな色あいの寄せ植えを作ってみた。
花は、ラナンキュラス　と　パンジー。
まず、小さなプランターに植えて、ちょっと古びた籠に入れてみた。

あと、家から持ってきたり買い足したりで、もう少し、賑やかにしてみよう。
春らしく。＾＾